お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて、苺(まい)と読みます。

子どもの頃「よく噛(か)んで食べなさい」って言われたけど、必要性がよく分からなかったんだ~

消化不良を起こさないように心配して言ってくれたことばだけど、今はちがった意味で噛(か)むことが重要視されてるね
食べ物が全般的にやわらかくなったため、大人も子供も噛むことが不足してきています。

でもよく噛むと、いいことがいっぱいあるんだ!
噛むことのうれしい効果
ダイエット効果
脳には摂食中枢というものがあり、空腹感や満腹感を伝達しています。
噛むことで刺激され、満腹感を得ることができます。
食前30分~1時間、ガムを噛むと食欲減退の効果があります。
小顔&バストアップ効果
噛むことで顔の筋肉を動かしますので小顔になり、シワ・たるみ・ほうれい線の予防にもなります。
小顔になるエクササイズはありますが、かなりの変顔になるので人前ではしにくいんです。
またガムを噛んでいる時は、飲み込まないように舌をうごかしていますが、この時に首元の筋肉を使っています。
首はスッキリし、バストアップにもひと役買っています。
ゆがみ矯正効果
噛む時に虫歯やクセで、片方の歯でばかり噛んでいたとします。
どうなるでしょうか?
まず顔がゆがんできて、大きく見えてしまいます。
さらに身体もゆがんで肩こりや腰痛の原因になります。
虫歯の人は治療してもらうしかないですが、クセのある人は粒ガムを右と左に1粒ずつ同時に噛むといいですよ。
集中力アップ
噛むことでアゴや口に筋肉が動き、脳を刺激します
- ➡脳の血液循環がよくなり
- ➡脳の記憶や学習をつかさどる前頭前野が活性化するため
- ➡集中力がアップするんです
眼精疲労に効く
目のまわりの筋肉がコリかたまり、血行不良になることが眼精疲労の原因です。
ガムを噛むことで脳への血流がアップして、眼精疲労がやわらぐのです。
消化を助ける
唾液(だえき)は消化を助け、胃腸の働きをよくする消化酵素のひとつです。
ガムを噛むことで、唾液がたくさん出て消化を助けます。
食後に噛むことをオススメします。
虫歯予防
ガムの選び方になってしまいますが、「噛む」にちなんで紹介します。
リカルデントとキシリトールがポイントです。
リカルデント
ガムの商品名になっていますが、もともとは牛乳タンパクの一種で、歯の石灰化を助けるはたらきをします。
溶けた歯をもとにもどすんですね。
キシリトール
こちらもガムの商品名になっていますが、虫歯菌(ミュータンス菌)の増殖をおさえる働きをもっています。
キシリトールって糖分なんですが、虫歯菌にとっては毒になるんです。
ですのでキシリトール含有量50% 以上、糖類ゼロのものを選びましょう。
酸性(クエン酸・果汁入り)のものは避けましょう。
歯科医用のガムとして、キシリトール100%の物もありますし、リカルデント量2倍のガムも売られています。
噛むためのオススメ菓子
噛むキャンディ
アイスが人気の商品ですが、サクサクカリカリ食べられるキャンディです。
ある程度かみごたえがあって、キャンディとして味わえる部分もあって楽しめますよ。
すごく歯にくっつくかと思いましたが、そうでもありませんでした。
こまかいキャンディ(キャンディチップ)が入ったラムネですが、ラムネそのものもけっこう噛みごたえがあります。
せんべいやおかきなども、ある程度歯ごたえのあるものを選ぶといいですよ。
食べたいものをガマンするのではなく、健康と美容にいいものをうまく利用して、ストレスをためないようにしましょう。
ただし!硬いものを食べるには、健康な歯でないと食べられません。
虫歯や歯周病にならないよう、オーラルケアにも気を配りましょう。