お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

コロナうつなんて何でなるの?
コロナが原因なの?
コロナ鬱(うつ)の正体
コロナ鬱(うつ)になる理由
原因はもちろん新型コロナです。
- 新型コロナウイルスの感染拡大に対する不安
- 外出自粛による生活の変化
- 経済面での不安
などがきっかけと考えられます。
新型コロナウイルスの感染拡大に対する不安
毎年冬になると流行る(はやる)インフルエンザやノロウイルスなどにも「かかりたくないなぁ~」と思いつつも、命の危険まで感じていないのではないでしょうか?
それはインフルエンザやノロウイルスなどに関して、いろんなことがわかっていて、治療法もあるからでしょう。
新型コロナに関しては、研究段階でわからないことが多すぎますよね。
外出自粛による生活の変化
学校が休校になり、「不要不急の外出は避けよう」と言われて、生活が変わってしまった人のなんと多いことでしょう。
家にいれば安全なのはじゅうぶんにわかっているのですが、ストレスがたまってどうしようもない…といった別の悩みが浮上してしまっています。
経済面での不安
文字どおり、仕事がなくなった・稼ぎがなくなった事による生活の不安…深刻です。
これらの不安や生活の変化が心身のストレスになって、心のエネルギーがすり減ると、最終的にうつ病のような症状になってしまいます。
コロナうつは正式な病名ではありませんが、今後、新型コロナが原因のうつ症状を訴える人は増えるでしょう。

だんなさんや子供が24時間家にいて、毎日食事を3回作ることがホントに大変!っていう人が多いんだょね!

家族がそろうのはイイ事だけど、外に出られなくてストレスがたまって兄弟げんかが増えたり、親がムダに子どもを叱ったり…なんて悩みもきくよ
五月病ににている?
五月病は、4月に新学期・新年度が始まり、意気揚々と新生活をスタートさせた新入生・新社会人が環境の変化についていけずにうつ状態になってしまうというものです。
環境の変化にストレスを感じるあたりは似ているかもしれませんね。
でもコロナに関しては、ほぼ全員がなんらかのストレスを感じているので、事態は深刻です。

コロナが収束しないかぎり、うつ状態もよくならない?
なにか回避方法はないの?
コロナうつを防ぐ
うつやストレスの話は、よくコップの水にたとえられます。
落ち込む気持ちやストレスは、コップに少しずつ水を入れている時のように徐々にたまっていきます。
コップの水があふれる前になんとかしなければいけません。
- コップに入ってくる水量を少なくする
- コップの水をかきだす
- コップを大きくする

たとえがよくわかるような、わからないような…
1.入ってくる水量を少なくする
情報を入れすぎない
人は「わからない事」「先が見えないもの」に対して、不安を強く感じます。
新型コロナは、新しい感染症でいろんなことを研究している段階です。
8割は軽傷や無症状のまま治りますが、重症化する人も一定数いますし、いったん回復した人が再びかかるという事実もあります。
どういう形で重症化するのか?どうして再びかかってしまうのか?などまだじゅうぶんな情報がありません。
そのため広く知られた病気よりも不安が増幅されます。

そう、だから情報番組を流しっぱなしにしてるかな?
人はイヤな話を聞いたら、誰もが不快になります。
テレビやインターネットにあふれているコロナに関するニュースに触れ過ぎると、ストレスが増してしまうんです。
自宅療養しているうつ病患者が、テレビで暗いニュースを聞いて、症状を悪化させるケースもあります。
正しくても不快な情報を少なくしましょう。
気持ちが疲れているなと感じている人は、ニュース番組を1日にひとつ1時間程度にしぼりましょう。

そうだね、情報番組より好きなドラマや映画みてる方がイイや
2.入った水をかきだす
現在はたくさんの人が在宅勤務となり、休日も外出自粛を求められて生活リズムが大きく変わりました。
同僚・友達との会話や休日の趣味・スポーツもむずかしくなり、ストレスを解消する機会がどんどん減っています。
そこでストレス解消することを自分で見つけて実行しましょう。
リモート宴会
仕事帰りに同僚と一杯、気の置けない友達と飲み会…すべて無理状態ですね。
そこで始まったのが、リモート宴会です。
まったく同じではありませんが、ワイワイ酒を飲むという部分はくずれていません。
いつでも好きな時に抜けることができて、イイという人が多いです。
リモート宴会なんてコロナ騒動がなければ、流行る(はやる)ことなんてなかったでしょうね。
家族に助けてもらう
緊急事態宣言が出て、学校や仕事が休みになって大変なのは誰でしょう?
一日3度の食事を作るお母さんです!
ひと昔以上前は、いまほど飲食店も多くありませんでしたし、共働きも少なくて専業主婦があたり前でした。(50年以上前の話です)
お母さんが家事を一手に引き受けていて、食事作りも一日3度プラスおやつも作っていたくらいです。
でも今はちがいますよね?
昼は弁当か給食、週に2~3回は外食するのもふつうです。
いまは食事をつくっても、一日2回以下なんです。
ところが今は一日3回、家族全員の分の食事を作らなければなりません。
買い物の量も、これまでの2~3倍になります。
そして掃除・洗濯などの家事も減ることはありません。
お母さんのストレスは、想像を絶するものがあります。
ガマンをせずに、どんどん家族に助けてもらいましょう。
とは言うものの、今回は感染を避けるために、近くに住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんの手を借りるわけにはいきません。
だんなさんの協力、時には子どもの協力だって必要になってきます。
ここでの家族の協力度合いで、一致団結ファミリーが生まれるか?コロナ離婚夫婦が生まれるかが決まります。
家事は、お母さんがタダでやって当たり前じゃないんですよ~
3.コップを大きくする
後ろ向きな考え方を変える

抽象的でわかんない…たとえば?
たとえば~運動不足解消のために、テニスや卓球・ゴルフ・ゲートボールなどをやっている人。
ひとりではできませんし、今はスポーツ施設も閉まっています。
ひとりで家でできることに挑戦してみましょう。
ウオーキング・ストレッチ・軽い筋力体操などがオススメです。

それが苦手だから、テニスやゴルフやってんじゃん!

その考え方がウツやストレスを呼ぶんだよ~

あっ!そうか!
食わず嫌いや思い込みはやめて「今だからこそやってみよう!」という前向きな気持ちを持ってください。
案外たのしいかもしれませんよ。
やってみて「やっぱイヤだゎ」でもイイんです。
でも全然からだを動かさないのはよくありませんから、なにか代わりのことを見つけましょう。
散歩でもガーデニングでも大掃除でもイイんです。
スポーツ施設の営業が許可された時に、身体もスムーズにもどれますよ。
ちょっと深刻な話になりますが、コロナ騒動でパートやアルバイトの職を失ってしまった人。
とても不安ですよね…
次に仕事をさがそうにも、同じような職種はむずかしいでしょう。
「こんな仕事したことないから無理だゎ」とか「自分には合わない」とか勝手に決めてモンモンとしてませんか?
「こんな仕事したことないけど、やってみようかな?」「自分の世界が広がるかも?」といった考え方が、後ろ向きな考え方を変えるということです。
ストレスに強い身体に
ありきたりですが、規則正しい生活を送ることが基本です。
- 栄養バランスの良いものを食べる
- 睡眠不足にしない
- ストレスをためない
上の3つができていれば、免疫力も上がり気分も落ち込みにくくなります。
たんぱく質をとる
忙しい人も食欲のない人も、いちど食事内容を見直してみましょう。
高級なものを食べろと言うのではありません。
また粗食をしろと言うのでもありません。
私たちは考えずに食べるものを選ぶと、どうしても炭水化物が多くなってしまいます。
炭水化物は手軽で美味しい食べ物に変身しやすいからです。
元気が出ない時や不安な気持ちがこみ上げてくるときは、たんぱく質を摂る(とる)ことを考えてください。

肉や魚でしょう?
気がめいってる時に、そんなめんどうなもん作ってらんない!
たしかに…料理が出来れば元気っていう事ですもんね?
冷蔵庫にチーズ・納豆・木綿豆腐・ヨーグルト・サラダチキン・魚缶などを常備しておきましょう。
チーズ:ベビーチーズでもキャンディ型でも6PチーズでもなんでもOKです。いつでもポイポイ食べられるようにしておきましょう。
納豆:日持ちしませんから、まとめて買って冷凍しておいてもイイですね。納豆の元気になる成分は熱に弱いので、できればちょっとだけ味をつけてそのままおやつ代わりに食べましょう。私のオススメは醤油マヨ味です。(⌒∇⌒)
木綿豆腐:豆腐もそのまま醤油などをチョイかけしてパクパク食べます。絹豆腐よりたんぱく質が多い木綿豆腐がオススメです。
ヨーグルト:カップ入りでも飲むヨーグルトでもOKです。すぐに食べられる(飲める)ことが大事。牛乳や豆乳でもイイんですよ。
サラダチキン:最近流行り(はやり)はじめましたよね。鶏むね肉を味付け・加熱して真空パックしてあるものが便利です。料理する気になれない時は、これをかじるんです。(⌒∇⌒)冷凍もOKなので、常備できますよ。
魚缶:酒の肴(さかな)として、開けたらそのまま食べられるものがたくさんあります。いわしやサンマの味付け缶などは、値段も手ごろですよ。
これらの食品に、ごはん・パン・カット野菜などをプラスすれば、ちゃんとした食事になります。
「何か食べなきゃあ…」と思いつつ炭水化物や野菜ばかり食べていても、全然元気になれませんよ~(^_-)-☆
しっかり考えよう!
これはちょっと元気になってからやってみてください。
あなたの不安は何ですか?
- 情報過多による疲労感
- 未知のウイルスに対する不安
- 人との接触が制限されることに対する孤独感・閉塞感
- 仕事を失うことによる不安・絶望感
まず自分が不安や恐怖を感じているという事を、自覚しましょう。
自分が不安に思っていることは何なのか?
どうすれば取り除けるのか?
これが考えられれば、乗りこえられます。
たいした解決策がなくても、考え方が前向きで、考える力があるからです。
あとこれはちょっとしたコツになるかもしれませんが…
わからないことや悲観的なことは考えない。
時間をかけて考えても、プラスにはなりません。
すぐに考えることをやめるクセをつけましょう。
さらに親しい人と話す時は、グチるのではなく、自分の思いや気持ちを伝えあったりして、お互いにねぎらうことを忘れないようにしましょう。
なぜなら?
今はみ~んなが何かしらの不安を抱えているから…
なんの不安もなく生活している人は、ひとりもいません。
自粛期間が長引けば長引くほどストレスがたまります。
緊急事態宣言の延長で緊張の糸が切れてしまったり、宣言終了後に体調を崩す人が出てくると思うので、これからのストレス対処法がとくに大切になります。(2020.5.10現在)
新型コロナに感染しなくても、ウツになっては意味がありません。
みんなが笑顔をとり戻せるよう、みんなでがんばりましょう!

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