お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

骨を丈夫にする運動なんてある?
あるんです。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にもなりますので、やってみてくださいね。
垂直運動がポイント
ちょっと骨のしくみをお話ししますね。
骨を形づくる細胞には、古い骨をこわす破骨細胞(はこつさいぼう)・新しい骨をつくる骨芽細胞(こつがさいぼう)があります。
さらに一番多いのが骨細胞(こつさいぼう)で、骨全体の90%以上をしめています。
この骨細胞は、細胞外液という液体の中にひたっています。
細胞外液は、栄養を運び込んだり老廃物を運び出したりしています。
骨細胞の構造上、垂直方向に力を加えると➡細胞外液に流れが生じて➡骨細胞が骨芽細胞に骨をつくるようにと指令を出し➡骨が丈夫になります。
垂直方向に力をくわえる運動とは?地面をふみしめるような運動のことです。
野球・テニス・バレーボールなどの走り回る運動は最適ですが、こんなにハードでなくてもイイんです。
ウォーキングや階段の上り下りを心がけるだけでも、変わってきますよ。
とくにウォーキングは、足を前に出した時にかかとから着地して、親指で地面をしっかり蹴る、という基本姿勢を実行してください。
かかと落としも簡単でオススメです。
格闘わざの「かかと落とし」じゃないですよ。(^▽^;)
立って肩幅くらい足をひらきます。足の向きは平行で。
かかとを上げてつま先立ちになります➡かかとをトン!と元にもどす。
かかとの骨に刺激をあたえたいので、痛いほど落としてはダメです。
リズミカルな振動で、気持ちイイと感じる程度でおこなってください。
マンションでも一軒家でも、1階部分でおこないましょう。階下にかなり響きます。
転倒予防のための運動
つまづいたり・ころんだりするのを防ぐには、足腰の筋肉をへらさない程度の運動を心がけましょう。
片足立ち
浮かした方の足を大きくあげる必要はありません。
グラついた時のために、椅子や机のすぐ横でおこなってもイイですね。
30秒~1分ほど続けましょう。いつでもどこでもできますよ。
スクワット
肩幅かそれよりもう少し足を平行に開いて立ちます。
ヒザが前に出ないように、ゆっくり腰を落としたりもどしたりします。
早く浅くくり返すのではなく、回数は少なくてもイイのでゆっくり深くおこないましょう。
きつくてグラつきそうな人は、前や横につかまるところがあった方がイイですね。
座っておこなう運動
足腰を強くしたいので、すわってできる運動もあります。
深く腰かけた状態でヒザと腰が90度に曲がり、足の裏が床にペタッとつく姿勢が理想です。
この姿勢からつま先をあげて5秒間キープしましょう。(10~20回)
ヒザから下がきたえられます。
足の指でタオルをにぎる
もうひとつ、すわった両足の下にタオルをたて長に広げましょう。
足ゆびでタオルをにぎって、たぐり寄せましょう。
なれないうちは足の裏がツリそうになります。(^▽^;)
でもできるようになりますよ。
そのほか家の中での転倒が意外に多いので、危険なものはとりのぞきましょう。
めくれかかったキッチンマットや分厚い玄関マットなどは、つまづきやすい物ナンバーワンです。
さらに脱げやすいスリッパもなかなか危険です。
こういったものは安全なものに替えれば解決するので、さっそく実行しましょう。
👇ココが大事!👇
動きまわるとケガをして危ないと思うのは、大きな勘違いです。動かなくなると、よくつまづくようになります((+_+))