お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

ホットフラッシュなんてよく名付けたもんだゎ~
ほんとに一瞬で暑くなって、汗がふき出してくるんだから~
6割程度の女性が経験
ホットフラッシュの原因
ほかの更年期症状と同じく女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減って、バランスがくずれることが原因です。
脳が指令を出しても分泌されるはずのエストロゲンが出ないので、脳は混乱して自律神経がうまくはたらかなくなります。
なかでも血管の収縮・拡張がうまくいかなくなると、ホットフラッシュになるのです。
血管は自律神経のはたらきで寒くなると収縮して体温を上げ、暑くなると拡張して体温を下げます。
これは私たちの意思でおこなっているのではなく、自律神経が自動的にやってくれているのです。
心臓が動いたり、胃が物を消化するのと同じです。
ですがこの働きがうまくいかなくなると、体温調節が適切におこなわれずに急に暑くなったり寒くなったりするのです。
ホットフラッシュの症状
パターンはいくつかありますが、顔や背中が急にカ~ッと暑くなって汗がふき出す人が多いようです。
さらにそのあと急に寒くなってしまう人もいます。
ですから家にいても職場にいても、ひとりだけ上着をぬいだり着たり…窓を開けたり閉めたり…エアコンをつけたり消したり…
体温調節ってほんとうに大事なんだと痛感します。
顔や背中以外にも足が暑くなる人もいます。
靴やブーツの中がムレて、仕事中や外出中は足汗とにおいが気になってしかたがありません。
仕事中・外出中は汗拭きシートを持参するのが、一番手軽で効果的でしょう。
カ~ッと暑くなったところは、少しですが体温も上がっています。
冷感スプレーを常備するのもひとつの方法です。
根本的な改善にはなりませんが、ほてりをしずめるとラクになりますよね。
ストレス・高血圧に注意!
ホットフラッシュは自律神経の交感神経がいつまでも興奮していたり、副交感神経がおさえつけられている時になりやすいんです。
ストレスを感じている時がまさにこの状態。
ストレスの原因はいろいろありますが、かかえていてもイイことはひとつもありません。
高血圧も同じような状態です。
日頃から血圧があがらないように気をつけることで、ホットフラッシュも減らすことができます。
寝ている時に優位になるべき副交感神経がおさえこまれたり、夜遅くまで交感神経が興奮していると、睡眠の質がさがりホットフラッシュが起きやすく症状も強くなります。