お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

冷えって薬や治療ではなおらないょね?
「冷え」を感じたらどうする?

「身体が冷えて困るからなおしてくださ~い!」って病院に行ったことある?

そう言えばないわ~
冷え」は病気なの?
冷えは西洋医学と東洋医学では、治療にあたっての扱いがちがいます。
西洋医学では患者さんから冷えのうったえがあっても、検査で異常値がでない場合は治療対象になりません。
冷えの症状がおこるおもな病気には、心不全などの心臓の病気・甲状腺機能低下症・貧血・膠原病(こうげんびょう)などです。
ですが!
東洋医学では冷えの症状そのものを治療対象としています。
ですから「冷え性」とはいわず「冷え症」といい、治療方法がいろいろと研究されています。
日本の病院は漢方薬をつかうところがふえてきましたが、基本的には西洋医学が多いです。
冷えがひどい時はまず西洋医学的な検査をうけて、病気がかくれていないかを確認しましょう。
治療対象にならない場合は、漢方治療が適しています。
漢方治療では患者さんのうったえる症状を重視するため、自覚症状や生活習慣などについてこまかな問診をおこないます。
しっかり話せるように準備しておきましょう。

「冷え」には3タイプあります。
対策法がちがいますので、自分はどのタイプか?しっかり把握しましょう。
血行不良タイプ
血行不良のために、身体の中心部でつくられた熱がすみずみまで行きわたらず、手足が冷えます。
ストレスにより、血管のはたらきを調整する自律神経の乱れが原因の場合もあります。
- 手先・足先が冷える
- 肩がこりやすい
- 冷えとのぼせの両方がある
- しもやけができやすい
- 寝る時に靴下をはいている
- 目の下にクマができやすい
対策のポイント
- こまめに動いたり、ストレッチ・体操などで血行をよくする
- きつい下着をつけない
- かならず靴下をはく
新陳代謝低下タイプ
身体全体の機能が低下し、エネルギーを生みだしにくいために冷える。
背中や全身に冷えを感じ、疲れた時に出やすい。
- 寒気がする
- 背中・全身が冷える
- 風邪をひきやすい
- 電気毛布を愛用している
- 肌が青白い
- 平熱が低い(36℃以下)
対策のポイント
- 入浴は湯船につかり、身体全体を温める
- 筋肉をきたえる(とくに足、スクワット・歩く)
胃腸虚弱タイプ
暴飲暴食やストレスで胃腸が弱っているために、食べ物が消化できずエネルギーとなる栄養をとり込めない状態。
- おなか回りに冷えを感じる
- 胃がもたれやすい
- 腹巻をすると調子がいい
- すぐ下痢をする
- お腹が張ったり痛くなりやすい
- 冷たいものをとると調子が悪くなる
対策のポイント
- 冷たい飲み物はガブガブ飲まない
- 消化のよいものを食べる
- 腹巻をする
👇ココが大事!👇
その他どのタイプの人も、生活習慣を見なおすことがとても重要です!