お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
今回はたくさんある更年期の症状の中で、運動器官に関するものを調べてみました。
筋肉や骨に関する症状です。
なんかむずかしそう…💦
むずかしく言うのやめま~す!
肩こり・腰痛・しびれについてで~す!
◎肩こり
肩だけが痛いと思いがちな肩こりですが、首がこって頭痛がしたり、背中までバリバリにこってしまったり…腰にまで影響が出るときもありますので、あなどってはいけません。
肩こりの原因
- 女性ホルモンの分泌低下で、自律神経が乱れ血行不良をまねく。
- 加齢で首・肩・腰などの関節を支える筋力が低下する。
- 眼精疲労・老眼・眼瞼下垂(がんけんかすい)が原因。
- 自律神経が不安定になると、痛みに対して敏感になる。
- モヤモヤ血管がある。
とたくさんあるので、更年期に肩こりをうったえる人が多いのです。
意外なのが便秘も肩こりの原因となります。
なぜなら便秘は腸内環境が悪い状態➡悪玉菌が悪い物質をつくって血液内に入り➡全身に回って肩こりにもなるのです。
肩こりの改善策
肩を温める
原因の血行不良をなくしましょう。
- 首・肩に温めた蒸しタオルをあてる。
- 湯船につかってゆっくり入浴。
- 温かい飲み物をとる。
- 身体を温めるものを食べる。
通常の肩こりは温めるとラクになります。
痛みがひどくなる場合は、ほかの重大な病気の可能性がありますので受診するようにしましょう。
身体をうごかす
更年期特有というわけではありませんが、若いころより身体をうごかす時間ってへってますよね?
上半身ですから、すわったままでもいいんです。
両腕をあげたり、肩をまわしたりして簡単なストレッチをしましょう。
肩甲骨を大きく動かすことを意識すると、うまくいきますよ。
腕を大きく動かして窓ふきをするのも効果的です。
バンザイはできますか?
腕が耳につくところまであげられるかやってみてください。
それができれば片方の手で、もう片方の肘(ひじ)を持てるかやってみてください。
痛くて腕が上がらない人は、ムリをしないよう少しづつやりましょう。
気をつけてほしいのは、しっかり呼吸しながらすること。
りきんで息をとめてしまうと、肩をほぐしていることになりません。
頭は意外に重い
頭の重さってふつう4~6㎏です。
でも新聞や携帯を見る時に少し前傾姿勢をとるだけで、12~18㎏の重みが首や肩にかかります。
これはかなりの負担です。
わたしはニュースや雑誌もすべて携帯やパソコンでみますので、画面を見る時の前傾姿勢はできるだけしないように気をつけています。
頭って重いんだな~ってあらためて思います。
肩に負担をかけない
いつも両手にたくさんの荷物を持って歩いていませんか?
またはいつも同じ方の肩にショルダーバッグをかけていませんか?
安全面も考えてリュックサックの利用をおすすめします。肩への負担も軽減しますよ。
寒い季節、重いコートはやめましょう。暖かくて軽い素材を選んでください。
◎腰痛
「更年期症状」の腰痛なのか「筋肉痛」の腰痛なのか「その他の病気」の腰痛なのか、判断するのがむずかしいですので、注意が必要です。
腰痛の原因
更年期の腰痛は血行の悪さが第一原因です。
さらに腰回りの筋肉が加齢で弱くなったり、使わない筋肉が硬くなって痛みが出たりします。
太り気味の人や姿勢が悪い人は腰痛になりやすいようです。
腰痛の対策
腰を温める
血行不良が原因ですので、温めて解消しましょう。
- 貼るカイロで温めると簡単です。
- 半身浴で足・腰を温める。
- 身体を温める飲み物・食べ物をとる。
温かいのが「気持ちイイ」「ホッとする」と感じたらOKです。
痛みが増すようでしたら、ちがう原因ですのでやめましょう。
ゆがみをとる
身体がゆがんでいると、腰だけでなくいろんなところが痛んできます。
人には行動のクセがあるので、毎日少しずつゆがんできます。
痛みも何もなくても1ヵ月に1回くらい、整体院でゆがみをチェックしてもらうのは、とてもいい事です。
ストレッチ
腰のストレッチは寝たままするのが、負担がかからなくていいです。
寝たまま両手をあげて、そのまま身体じゅうをのばします。
無理はしないで「気持ちいい」と感じる範囲でおこないましょう。
そのまま上半身を左右にゆっくり曲げて、両脇腹を伸ばしましょう。
コルセットを使う
腰は重力によって、寝転んでいる時以外は負担がかかっています。
「今日は寝転ぶ時間がなさそうだな~」という時は、コルセットを使いましょう。
いつまでも痛い時は「腰椎椎間板ヘルニア」「骨粗しょう症」の可能性もありますので、放っておかないようにしましょう。
◎手足のしびれ
何もしていないのに得体の知れないしびれがくると不安になるものです。
しびれの原因
血行不良
女性ホルモンの減少により血行不良になると、酸素・栄養・水分が運ばれなくなり、末梢神経や末端神経が圧迫されて、しびれを感じます。
肌の乾燥
女性ホルモンの減少により、肌のうるおい・弾力を守る成分が激減します。するとひどい乾燥肌になり、ちょっとした刺激にも耐えきれなくなったり、過敏に反応するためにしびれがおこります。
虫がはっているような感じや、ピリピリした感じ・チリチリするような感じになります。
しびれの対策
マッサージ
マッサージをして血行をよくしたり、リンパ液を流してあげましょう。
リンパ液は血液のようにスムーズに流れているものではありませんので、とどこおりやすいものです。
身体をよく動かすことが一番いいのですが、それがむずかしい人は寝転んで足をあげて、足先にたまっているリンパ液を上半身の方へもどしてあげましょう。足首からひざに向かってマッサージをするとむくみとともにしびれもとれてきます。
手の指がしびれている時は、手を上にあげてグーパーグーパーするといいですよ。
温める
- 湯船にゆっくり入浴する。
- 温かい飲み物を飲む。
- 身体を温める食べ物をとる。
姿勢をよくする
前かがみになったり背中を丸めたりしていると、血行が悪くなったりリンパ液がとどこおったりしやすいものです。
しびれと同時に感覚がにぶくなったり、しゃべりづらいなどがある場合は、脳腫瘍や脳梗塞の疑いがあるので注意しましょう。