お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

頻尿(ひんにょう)や尿もれなんてイヤだ~!
どこにも行けなくなっちゃうよ~💦

そうだね…なかなか相談しづらい事だから、ひとりで悩んじゃうよね…
どんな症状があるの?
頻尿(ひんにょう)
トイレがちかくなり、排尿回数が増えることです。
一日の排尿回数はひとそれぞれですが、4~5回だったものが急に10回以上になったりすると日常生活にも支障をきたしてくるでしょう。
今まで夜中にトイレに起きることがなかった人が、尿意で目が覚めるようになるパターンもあります。
尿もれ[腹圧性尿失禁]
お腹に力を入れた時やくしゃみをした時に尿がでてしまうことです。
尿量は少しですが、はじめてもれた時はかなりショックです。(T_T)
尿パッドや生理用ナプキンでじゅうぶん対応できますが、スポーツをする時などは生理の時のようなわずらわしさが再来します。(^▽^;)
尿もれ[切迫性尿失禁]
とつぜん尿意をもよおして、トイレまで間に合わなくてもれてしまうものです。
これは尿量も多いですから、いちど体験すると出かけたくなくなったり、夜もゆっくり寝られなくなってしまう人もいます。
原因はなに?
原因はざっくり2つあります。
加齢による骨盤底筋(こつばんていきん)のゆるみ
骨盤底筋は骨盤の底にあって、ハンモックのように骨盤や内臓をささえている筋肉です。
これがちょうど更年期世代になるとゆるんで膀胱や尿道をささえきれなくなる人がいます。
そのため少しお腹に力を入れただけで尿もれがおきてしまうのです。
運動不足の人は要注意です。
ふだんからお尻の穴や膣をキュッとしめるクセをつけましょう。
立っている時でもすわっている時でも。
気にしていなければダラっとゆるみきっているはずです。
このクセがつけば、ウエストも引きしまるし姿勢もよくなりますよ。
トイレが近くなるからといって水分量を減らすのは身体によくありませんのでやめてくださいね。
エストロゲンの減少
更年期特有の女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって、自律神経が乱れ膀胱が異常に収縮してしまうのです。
急に尿意をもよおして間に合わなくなるのはこれが原因です。
このときはお尻をしめている場合ではありません。
一日でも早く受診すればイヤな思いをしなくてすみますよ。(⌒∇⌒)
更年期の膀胱炎(ぼうこうえん)
尿に関連して膀胱炎(ぼうこうえん)のお話をしますね。(^^♪
膀胱炎(ぼうこうえん)は男性よりも女性の方がなりやすいので、経験した人もいると思います。
尿意とともに痛みがあったり残尿感があったり…なんとも気持ち悪いものですよね。
尿道から細菌が入り膀胱が炎症をおこすのが、一般的な膀胱炎で急性膀胱炎(きゅうせいぼうこうえん)といいます。
これは抗生物質などで細菌をなくせば、比較的簡単になおすことができます。
ですが細菌に感染しなくても膀胱が炎症をおこして、膀胱炎になることがあるんです。
それが更年期の膀胱炎で中高年型慢性膀胱炎といいます。
女性ホルモン(エストロゲン)の減少で膀胱の粘膜が弱くなり、細菌感染がなくても炎症をおこしやすくなっているのです。
急性膀胱炎よりも痛みや残尿感などが軽いですので、みすごしがちです。
でも膀胱は炎症をおこしていますので、ほうっておくのはよくありませんよ。