お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
新型コロナウイルスの感染が拡大して、いろんなことが変化してきました。
- マスクや除菌系の品がスーパーから姿を消し
- しょうもないデマによりペーパー系がなくなり
- カップ麺やパン・レトルト食品・冷凍食品などが品薄(しなうす)になった

2と3に関しては今となってはクスっと笑える出来事だったけど、その時はホント不安だったわ~

マスクやアルコールは出回ってるけど、まだまだ高いよね…
マスクはぜったい必要?
マスクは、中国でコロナがはやり出した頃から品薄(しなうす)になって値段もハネ上がり、世界中で必需品となりました。
日本で販売しているマスクの製造は、ほとんどが中国でした。
中国で流行り出したコロナですから、まず中国で不足しないように確保され日本には不足状態がつづきました。

そこでマスクを作ったことのない企業が製造をはじめたり、国民みずからマスクを作り始めたりしたんだょね
これからもマスクが必需品の時代は当分続くでしょう。

でもマスクって、どこまで感染をふせげるの?
そうなんです。そこをちょっと知っておいていただきたい。
マスクをしていれば100%感染しないって思っていませんか?
そんなマスクがあれば、こんなに感染拡大してませんよね?
でもそう思っているからこそ、マスクをしていない人が白い目で見られたりするのでしょう。

じゃあマスクはなんで必要なの?
マスクはつば(唾液:だえき)が飛ぶのをおさえられます。
新型コロナウイルスは、飛沫感染の危険性が高い病気です。
飛沫感染とは?
飛沫(ひまつ)に一番近い言葉は、「しぶき」でしょうか。
飛沫感染とは、セキやくしゃみなどで飛び散った唾液(だえき:つば)などの飛沫(しぶき)にふくまれたウイルスが、口や鼻の粘膜にふれて感染すること。
飛沫感染の言葉そのものには、唾液(だえき:つば)の意味はありませんが、人が発する飛沫といえば唾液(だえき:つば)がまず思いあたるといったところでしょうか?
唾液(だえき:つば)が飛び散りやすいといえば、セキ・くしゃみの他に「おしゃべり」が考えられます。
これら唾液の飛沫を予防するのに、マスクは役立ちます。

唾液(だえき:つば)を飛び散らかさないようにするのに役立っているのね
でもマスクって素材がいろいろあるょね?あれって全部同じなのかな?
市販のマスク素材は大きく分けて3つ「ガーゼ」「ウレタン」「不織布」です。
不織布マスク=サージカルマスク
どれもちがった特徴があるので、場面と好みによって使い分けるのが良いと思います。
ウイルスを通しにくい素材は、不織布・ウレタン・ガーゼの順です。

でもくれぐれも勘違いしないで!
不織布マスクは100%ウイルスをガードできるわけではありません
だからガーゼはだめで、不織布はベスト!という考え方もちょっとちがうんです。
外出して人とほとんどしゃべらないのであれば、ガーゼやウレタンマスクでもじゅうぶんです。
どうしてもしゃべらないといけない仕事に従事している人は、極力不織布マスクにするとイイかもしれません。

でも素材によって息苦しくなる場合もあるよね?

そう!でも体感は人によってちがうから、自分に合った素材を選ぶしかないんだ
ガーゼマスクは冬にすると、とても暖かいですよね。でも暑がりの人にとっては「暑苦しい」以外のなにものでもないんです。
暖かい(暑苦しい?)順は、ガーゼ・不織布・ウレタンマスクです。夏は熱中症との兼ね合いもかなり問題になりますので、しっかりチョイスしましょう。

暑いからと言って鼻を出していると、何のためのマスクかわかりませんよ

マスクのつけ方はかなり重要って聞いたけど?

そう!間違ったマスクのつけ方だと、効果半減以下になります
正しいマスクのつけ方
どの素材でも顔に密着させてつけることが大事です。
マスクの素材が良くても、顔とマスクのすき間が大きいとウイルスはどんどんすり抜けてしまいます。
不織布マスクのように上側にワイヤーが入っているものは、鼻の高さに密着するよう変形させてつけて下さい。
さらに折りひだのあるマスクは、目のすぐ下からアゴの下までかくれるようにひだをのばしましょう。
最後に両手でマスクを顔に密着させて、装着完了です。
自分に合ったサイズを選ぶのも重要です。
しゃべっている間にズレてくるマスクは、大きすぎてゆるすぎてあなたに合っていないマスクなんですよ。
接触感染
新型コロナウイルスは、接触感染の確率も高いのです。
接触感染は、ウイルスがついたところを知らずにさわってしまい、そのままウイルスのついた手で過ごすと、自分の体内にもとり込んで感染という形になります。

あぁ~ドアノブやつり革・エレベーターのスイッチみたいに、不特定多数の人がさわる所に気をつけましょうってのは、コレね!
でもマスクは関係ないでしょ?
あるんです。
人って、手で顔をさわることが結構多いんです。
その手に、ウイルスがついていたとしたら…

ヤバい…💦
知らず知らずのうちってのが多いので、ちょっと厄介(やっかい)です。
でもマスクをしていたら、鼻や口のまわりを直接手でさわることはないでしょう?
この役割が結構大きいのです。
人が大勢いる場所でマスクをする意味はあるということになります。

じゃあ部屋でひとり過ごしている時は、必要ないのね

そう!外出中だけなら、マスクの使用頻度も減るよね!
一番心配なのは、まだマスクの必要性を理解できない赤ちゃんです。
マスクをしてもすぐに外してしまうでしょうし、赤ちゃんは手をなめたり、顔をさわったりがとても多いんです。
人混みに連れて行かないことに加えて、パパ・ママは赤ちゃんを抱っこする時もマスクをするようオススメします。
無知な偏見はやめよう!
私が目の当たりにした光景をお話しします。
私は現在スーパーで働いていて、レジを担当しています。
常連のお客様が何人もいらっしゃいますが、軽く話をする人もいれば、話を全然しない人も当然いらっしゃいます。
そのかたは30代(だと思う)の男性で、週の半分くらいは仕事帰りに買い物にいらっしゃってました。
ほとんどお話しするかたではなかったので、気がつかなかったのですが、中国人です。
ある時、私がこのかたと違う中国人のお客様に質問をされたのですが、中国語オンリーのかたでしたので、まったく話が通じませんでした。
すると先ほどの30代常連の男性が来て「私は空港で働いている中国人です。話してみましょうか?」とおっしゃってくださいました。
「えっ?えっ?この人、中国人やったん?」とポカ~~ンとつっ立ってる私の横で、ペラペラと会話してくれました。
案の定、込み入った質問だったので、とても助かりました。
これはコロナが流行る3ヵ月ほど前の話です。
そしてコロナが流行り始めて、マスクが店から姿を消し始めた頃、助けてくださった常連男性が買い物にいらっしゃったのですが…
なんとガスマスクのようなものをしていらっしゃるのです。
私は胸が痛くなりました。
同僚は「あの人、そんなにコロナにうつりたくないのかなぁ?あそこまでする?」と言って笑っていましたが…違いますよね。
ずっと日本で仕事をされてるかたなんですよ。
中国人というだけで、コロナ感染者だとシロい目で見られ、差別された結果でしょう。
あの痛々しい姿を2回見たあと現在まで、来店されることはなくなりました。
緊急事態宣言が出されたり解除されたりがくりかえされて、感染者もいまだ激減する様子は見られません…そんな中で不安なのは誰も同じです。
でも意味のない誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)で、自分を安心させるのはいかがなもんでしょう?