お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

私は大丈夫!
タバコも吸ってないし、肺活量も多い方なんだ~

肺活量が多いだけじゃあ安心できないんだよね~

えっ⁉なんで?
学生の頃に健康診断やスポーツテストで肺活量が多いのってうれしかったですよね?
なんかイイ成績がとれたみたいで~
でも更年期世代は肺活量が多いだけではダメなんです。
肺年齢イコール肺活量じゃない
ココからは私の話です。
私は一番下の子が小学校高学年ごろから、タバコを吸い始めました。
独身時代も吸っていましたが、妊娠をさかいにやめていました。
お金がたくさん必要になって仕事と育児に追われ、自由な時間がなくなりました。
休憩時間がタバコを吸う時間となりました。
勤務中はタバコが吸えない仕事ですが、1日1箱20本ほど吸っていました。
バリバリ働いていましたから疲れは感じていましたが、肺の不調はまったく感じませんでした。
これが40代のころの話です。
更年期に入りましたが、たいした更年期症状もなく元気な方でした。
子ども3人も社会人になり、私も自由な時間ができたので、ストレスもなくなり自然とタバコをやめました。
仕事もラクになり、タバコもやめて「健康そのものだ~」と思っていました。
ところが!です
体調が悪かったわけではないのですが、ヒマにまかせて深呼吸やら腹式呼吸やらを久しぶりにゆっくりやってみると…身体がメチャメチャラクなんです。
「えっ⁉なにこれ?わたし今までちゃんと息してなかったのかな?」
呼吸が浅い人が多い!
私の場合、タバコを吸うときは大きく息を吸ったり吐いたりしていたんです。
正確には煙を吸ったり吐いたりですけど…(^▽^;)
でもタバコをやめて、それがなくなりました。
日頃たいした運動もしない私は、息がつねに浅くなっていたんです。
息が浅くなると、自律神経の交感神経の方が優位になってバランスが悪くなります。
私は持久走が得意で肺活量も多かったのですが、肺がまったくうまく使えていませんでした。
肺活量が多くても、息が浅いと肺はドンドン老化していくのです。

今からでも肺の老化は止められるの?
肺を若返らせる方法
肺は自分ではうごけない臓器です。ですので
- 空気の出し入れをして、肺をふくらませたりしぼませたりする
- 肺のまわりの呼吸筋で、肺を動かす
をしてあげないといけません。
深呼吸
肺に空気を送り込むのは、正しい深呼吸をすることが一番ですね。
正しい深呼吸とは…息を吐くことから始めてください。
体育の時間に教えてもらった深呼吸はすべて、息を吸うほうからはじまりましたよね?
ところが先に息を全部吐ききると勝手に空気が入ってきますので、更年期世代にはラクなんです。
息を使う趣味?
スポーツ系はもちろんイイのですが、運動キライな人は…
- コーラス・カラオケ・劇団・朗読など声をだしたり、息継ぎに気をつけるもの
- ハーモニカ・フルート・尺八・オカリナなどの吹奏楽器の練習
これらは一気に肺を元気にさせますよ。
横隔膜をうごかす
呼吸筋は20種類ほどありますが、一番重要な横隔膜(おうかくまく)をしっかり動かしましょう。
横隔膜(おうかくまく)を動かすのは腹式呼吸です。
息を吸った時に腹をふくらませ、吐いた時にへこませます。
すわってやる時には吐ききったところでお腹を前にたおすと、もう一息吐ききれます。
吸う時は鼻で吸うほうがのどを痛めませんよ。(⌒∇⌒)
寝てやるとお腹の動きがよくわかりますね。
肋間筋(ろっかんきん)をやわらかくする
肋間筋(ろっかんきん)とは、肋骨と肋骨の間にある筋肉で息を吐く時につかいます。
やわらかくするには、わき腹のストレッチをすればいいんです。
何かのついででイイので、一日数回するようにしましょう。
👇ココが大事!👇
かってに息をしている私たちは、大きく息をすることを忘れがちです。深呼吸をあなどってはいけませんよ~