お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて、苺(まい)と読みます。


ストレスを感じることってある?

そりゃあるわサ~顔に出さないだけだよ
ストレスと縁のない人はほとんどいないと思いますが、ひどいストレスをかかえ続けると体調にも影響が出ます。
ストレスとは
ストレスとは生活上のプレッシャーや、それを感じた時の感覚です。
英語の distress が短くなった単語です。
ストレスは精神的なものだけでなく、暑さ・寒さなどの生体的ストレスも含みます。

外部からのさまざまな刺激によって、自分の身体や心に負荷がかかり「ゆがみ」が生じて、さまざまな不調をひきおこす原因となります。
ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」がある
良いストレス:将来の夢や目標を持った時に、自分をふるい立たせたり、やる気になる刺激
悪いストレス:疲労や不安などにより、身体が苦しくなったり、気持ちが不安定になること
★人はストレスゼロもよくない。良いストレスが適度にあるのがベスト!
ストレスの種類
- 物理的ストレス:暑さ・寒さ、騒音・混雑など
- 心理的・社会的ストレス:人間関係・仕事上の問題・家庭の問題など
- 化学的ストレス:公害物質・薬物・一酸化炭素・酸素欠乏・酸素過剰など

ストレスの原因
- 人間関係:人とのやりとりの中で、自分の思いどおりにならない
- 仕事:残業が多い・休みがとれない・責任が重い・やりがいを感じない・やる気がおきない・ヒマである
- 睡眠不足:続くと体調不良になったり、集中力が途切れたりして、さらに不眠症になる
- 自身の性格:何事にも短気な人・まじめで完璧主義の人・すぐ緊張したり心配性の人・自分の思いが言えずおさえこむ人がストレスを感じやすい
- テクノストレス:パソコン・携帯電話・TVゲームなどを長時間使用することでおこる疲労。逆に使用していないと「不安」「あせり」を感じることから生じるストレス
現代は核家族化が進んでいて、昔のようにおじいちゃん・おばあちゃんに助けてもらう子育てが少なくなり、母親にだけ負担がかかることが多くなりました。

これは子どもの心の発達にも、複雑に影響しています。
子どもも母親も、ストレスに押しつぶされてしまいます。
せめて夫婦2人で子育てが出来るようにもっていきたいものです。

って~これはぶっちゃけ、子育て世代の悩みですよね
更年期世代のストレスあるある
更年期世代になると子供は独立していきますので、子供に関するストレスは減ってきます。
今度はおじいちゃん・おばあちゃん立場でのストレスに移行します。
ストレスと言ってはいけないのでしょうが…(そもそもこの考え方がストレスになる)
たとえば結婚して別居している娘から

お母さ~ん!来週の火曜日、子どもを預かってくれない?
お義父さんの病院の日で連れて行ってあげるの~
と言われたら、意味なくことわったりしませんよね?
仕事をしている若いおばあちゃんでも、やりくりできれば頑張ってかわいい孫をあずかります。
娘だって頑張っているのですから…でも小さい子供の世話って、本当に大変!
経験者だからこそわかるから、娘を助けてあげたい気持ちも当然なんですが、昔より年を取っている自分を忘れてはいけません。
自分の限界値は20年前と同じではありませんよ~(^▽^;)
とはいうものの適度なストレスは活力源になるので、多少は必要なものです。

そ!だから自分の体調管理だけど、娘のためにもちゃんとしたいわけよ!
孫が時々遊びに来て、一緒になって身体を動かすことはストレス解消にもなるでしょう。
ですが絶え間なく続くと知らない間に疲れ切って元に戻れなくなり、身体も心も病に(やまい)におかされてしまいます。
親子ともどもストレスフルにならないように、うまく乗り越えていきたいものです。

ストレスフルになると、症状としてはどんなふうにあらわれるの?
ストレス反応の種類
ストレスを受けたことによってあらわれる症状のことを、ストレス反応といいます。
心理面でのストレス反応
活気がなくなる・喪失感・不安・あせり・集中力の低下・イライラ・気分の落ち込み・興味関心がなくなるなど。
ストレスが原因だとはなかなか気づきにくく、対応が遅れがちになります。

身体面でのストレス反応
肩こり・腰痛・頭痛・節々(ふしぶし)の痛み・動悸(どうき)・息切れ・目の疲れ・胃痛・食欲不振・便秘・下痢・不眠など。
症状としてはわかりやすいのですが、ストレスが原因でないことも多いので、まず受診することをおすすめします。
どの科で治療をするのかわかりませんので、総合病院をチョイスしましょう。
あちこち場所を変えると、負担が増えます。

行動面でのストレス反応
飲酒量・喫煙量の増加・ドカ食い・拒食・衝動買い・出社拒否・仕事でのミス・ヒヤリハットの増加など。
ヒヤリハット:交通事故・労働災害などにおいて、ヒヤリとしたりハッとするような危険なことがおこること
症状としては、まわりから見て一番わかりやすいです。
本人もかなりのストレスをかかえていることが予想されます。
ですが問題なのは、本人が認めない場合が多い事です。
家族やまわりの人がしっかりフォローしてあげることが必要です。

ストレスはいろんな所にひそんでる

ストレスは絶対に良くないから、そういった状況から脱出しよう!って言ったって、仕事なんて簡単に変えられるもんじゃないよね

そうなのよ…生活かかってるんだもん
確かにそうですね。
更年期世代が転職するのって、ちょっとたいへんです。
でも体調に異変が生じるまでガマンするのはNGです!
私はストレスが原因で記憶がなくなり、救急車で運ばれました。
みんながこうなるわけではありませんが、一例として見てください。

身内や親しい人の死は、かなりの精神的ストレスになります
忙しさで気をまぎらわせていると、大きなダメージが来ますよ
