お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
あなたはどのタイプ?
暑がりな人・寒がりな人

寒さに弱いんだから、寒がりな人の方が突然死のリスクが高いんじゃない?

ブッブ~~!結論からいうと、寒がりな人の方が突然死しにくいと言えます

なんで⁉
簡単にいうと、暑がりな人は寒さに対して無防備だからです。
寒がりな人というのは、冷えないように頑張ります。
冷えるのが嫌いだから暑く着込んだり、手足をカバーしたりして守りを固めます。
そのためかなりの確率で、冷たい空気による寒冷刺激を防ぐことができます。
暑がりな人は気温の変化に無頓着ですので、冬でもシャツのまま外に出たりして、薄着をしてしまいます。
無防備な状態で想像以上に冷たい空気に触れてしまうと、寒冷刺激によって交感神経系が緊張し、血圧を急上昇させてしまいます。

その結果、血管が傷つき突然死のリスクが高まるというわけ
ただしこれは突然死に関して言えることです。
寒がりな人は深部体温が低かったり、手足の末端まで血液が循環していなかったりで、免疫力が低いことも多いです。
突然死はまぬがれても、健康長寿のことを考えると「?」ですので、寒がりがイイと思うのはやめてくださいね。
👍結論👍
寒がりな人は、今までと変わらず防寒を。暑がりな人は急な寒冷刺激に対応できるよう、上着や手袋を用意しておきましょう。
口が臭い(くさい)人
口が臭い人にはかなりの割合で歯周病が潜んでいます

歯周病が、突然死と関係あるってこと?
歯周病は、歯の根元にある歯周ポケットに歯垢(しこう)がたまり、細菌が繁殖して歯茎に炎症を引き起こす病気です。
症状が進行すると、歯を支える土台がグラグラになって、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
虫歯は歯そのものが壊されていく病気ですが、歯周病は歯茎やその内部にある歯槽骨(しそうこつ)が壊されていく病気だと考えてください。
この時、特徴的な悪臭を放つのです。
歯周病菌によって歯茎に炎症が引き起こされた時、炎症によって出血することがよくあります。
すると血管内に歯周病菌が侵入し、血液に流されて全身に散らばります。
血管内に侵入した歯周病菌は、血液中の免疫細胞の攻撃を受けてやっつけられてしまうのですがその際に血管の動脈硬化を引き起こすと考えられています。
結果、歯周病を持っている人は、突然死の危険性が上がるというわけです。
もうひとつ口臭の原因は、糖尿病から来ているかもしれません。
糖尿病になると唾液の分泌が少なくなるため、口の中で細菌が繁殖しやすくなります。
結果、口臭が出やすくなります。
糖尿病も動脈硬化を引き起こし、突然死を引き寄せる重大な危険因子です。
口臭が気になる人は、スルーせずにしっかりと原因を追究しましょう。
ですが口臭は、自分ではなかなか判断ができません。
ですから専門家である歯医者さんに、有無を確認してもらうようにしましょう。
歯周ポケットの内部や歯と歯の間にたまった歯垢は、普段のブラッシングではなかなか落とせず次第に固まって歯石となります。
歯石は、私たちしろうとでは落とせません。
効果的に歯周病を予防するには、半年に1回は歯医者さんで歯石を取り除くクリーニングをしてもらう必要があります。
その際、歯周病や口臭のチェックも同時に行われるので、気になる人は聞いてみると良いでしょう。
歯医者さんは専門家で慣れているので、口臭を恥ずかしがる必要はありません。
また当然ながら、日々のブラッシングも虫歯や歯周病の予防には重要です。

一日のうちで、いつ歯みがきをするのが効果的なのか知ってる?

私は朝起きたら、まず歯みがきするよ

私が心がけてるのは、昼食後の歯みがきかな?
睡眠中は唾液が減少し、口の中で細菌が繁殖しています。
そのため朝起きたら、軽くブラッシングをすることは効果的です。
食後に食べかすをブラッシングするのはとても効果的ですが、食事の直後は口内が酸性になっていて、歯の表面が弱くなっているため、少し時間を空けてブラッシングするのが正解なんです。

時間を空けるってどれくらい?
30分くらいが理想です。
あまり空けすぎると、食後でなくなってしまいますけどね…(^▽^;)
30分もあけると休憩時間が終わっちゃう!って時は、口をすすぐだけでもイイですよ。
こうして歯周病をきちんと予防できれば、動脈硬化の予防にもつながり、ひいては突然死を防ぐことにも繋がっていくでしょう。
シミが目立つ人
日本人女性は、シミが多くて目立つ人の方が突然死のリスクが高いと考えられます。

は?マジで⁉どゆこと?
国内で行われた比較的大規模な調査において、シミが多く総面積が広くなっている女性は、血管の動脈硬化も進んでいることが分かっています。
血管の動脈硬化が進めば、脳卒中や心筋梗塞による突然死の危険性が高まります。
年をとればシミが増えてくるのは避けられませんが、同年代の人と比べてシミが多いという人は、生活習慣の改善を心がけた方が良いでしょう。
ちなみに顔のシワと動脈硬化との間には、これといった関連性は見いだせていません。
ただ細い血管が集中する耳たぶのシワは、心疾患との関連性があるという海外の研究があります。
白髪については、海外のデータで白髪の量と心疾患の発症との関連性を指摘したものがあります。
頭皮の血管で動脈硬化が起こることで、毛根細胞への栄養や酸素の供給が途絶えがちとなって白髪が増えるという理屈も考えられなくはありません。
ですから白髪も同年代の人に比べて多い人は、気をつけた方が良いかもしれません。
人は血管とともに老化し、血管が衰えれば見た目も老け込んでくるものです。
いきなりボケる人、ゆっくりボケる人
高齢になると記憶力が少しずつ落ちてくるのは避けられませんが、この時どのようにボケていくか?
突然死しやすいかどうかを推測する目安となります。
そもそも認知症ではない年相応の物忘れは、例えば財布をどこにしまったか忘れてしまって探している、というように財布をどこかにしまったことは覚えています。
ところが認知症の物忘れは、財布をしまったことそのものを忘れます。
その認知症にも種類があります。
一番多いのは、アルツハイマー型認知症。
これはベータアミロイドという異常なタンパク質が脳に蓄積することにより、脳の神経ネットワークが破壊され、記憶力や他の能力は全体的に低下していきます。
ですがアルツハイマー型認知症は、突然死とはあまり関係がありません。
次に多い脳血管性認知症は、脳の血管が障害された場所に応じて記憶力や他の能力が部分的に障害される傾向があります。
具体的には物忘れは目立っても理解力や判断力は正常に保たれていたり、いろんなことをしてもできる日とできない日があったりするのです。
このように物忘れが部分的にいきなり生じるような脳血管性認知症の症状はまだらボケと呼ばれます。
脳血管性認知症の多くは、脳にある血管で動脈硬化が進行していることを背景にして生じてくるので、脳卒中・心疾患・大動脈疾患など突然死の直接的な要因となるであろう合併症を発症する可能性が高いのです。
常に脈が不規則に打つ人
自分で脈を測ってみて、脈が少し不規則で心配になったという経験をしている人は意外に多いのではないでしょうか?
こうした脈の乱れにも、危険なものとそうでないものがあります。
規則正しい脈を打っているものがたまに1拍抜けるというパターンは、期外収縮という不整脈が原因となっているもので、ほとんど心配がいらないタイプの脈の乱れです。
生活に支障をきたすような動悸などの自覚症状がないのであれば、深刻なことにはまずなりません。

どうしても気になる人は、循環器科で精密検査をしてもらいましょう
自分の心臓に問題があるのではないかと不安になることで、自ら不整脈を呼び寄せる場合もありますので
危険なのは、モールス信号のように常に脈が不規則に打つ人です。
これは心房細動という不整脈の可能性があります。
この病気は動悸や息切れなどの自覚症状を伴うこともありますが、全く自覚症状がない人もいます。
心房細動が続くと、心臓の内部で血液がうまく循環せず、血栓が作られやすい状態になります。
血栓が脳動脈や心臓の冠動脈・その他の重要な血管で詰まってしまうと、命に関わる事態となり、突然死と隣り合わせの状態となります。
かつて小渕元総理の命を奪ったのもこの心房細動からの脳梗塞だったと考えられています。
👇ココが大事!👇
突然死を防ぐような生活習慣、それは血管に優しい生活習慣にもつながります。