お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。

血糖値なんて若い頃は全然気にしなかったけど…血液中の糖分量だょね?
糖尿病かどうかわかるのかな?

ん~~もうちょっと複雑なんだょね~(^▽^;)
若い時は気にする事もなかった血糖値ですが、更年期世代は一番注目してほしい数値かもしれません。
血圧よりも気にしてほしいのですが、血糖値計は血圧計ほど普及していません。
健康診断でも血液検査をしてもらわない限り、血糖値を知ることはできません。

そう血圧は手軽に測れるけど、血糖値はまだまだだね…
血糖値とは
血糖値は血液内の糖分(ブドウ糖)の濃度のことです。
一日中一定ではなく、食事・仕事・スポーツなどするたびに変化します。
血糖値は高すぎても低すぎてもよくありません。
本当なら一日中の変化をはかりたいのですが、大がかりすぎてなかなかできません。
では健康診断の時にでる血糖値はというと、空腹時血糖値が多いです。
健康診断前の数時間は食事をぬいて、採血をしてもらい数値をだすというものです。
血糖値はほとんどの人が食後30分~1時間くらいが一番上がりますが、この時の血糖値を食後血糖値といい健康診断で測ることはまず無理です。

じゃあ糖尿病って言われてから、しっかり治せってことね

それがその~💦糖尿病は無症状だから、気づくのもなかなかむずかしいんだ(^▽^;)

は⁉じゃあ一体どうすればイイのよ?
だからこそ血糖値をもっと気にしてほしいし、血糖値についてもっと知ってほしいのです。
かかるかもしれない病気は、糖尿病だけではありません。
血糖値が高すぎると?
- 高い血糖値を下げようと膵臓(すいぞう)から大量のインスリンを出すので、膵臓(すいぞう)がつかれきってしまいます。その結果インスリンが分泌されなくなると、糖尿病になります。
- 血液がドロドロになって血栓をつくり、血管がボロボロになります。これを動脈硬化といいます。➡心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まります。
- 血液中に糖分が多くなるので、肥満につながります。
血糖値が低すぎると?
- 眠気とともに思考力もおちて、集中力がなくなります。
- さらに低くなると…頭痛・吐き気・めまいにおそわれます。
血糖値スパイク
食事をすると30分~1時間くらいで、大なり小なり血糖値は上がります。
その後また30分~1時間くらいでもとの血糖値に下がります。
この血糖値の上がり下がりを血糖値スパイクといいます。
上がり下がりがはげしいほど血管にダメージをあたえ、身体によくありません。
ですが急に上がった血糖値も1~2時間ほどでもとにもどってしまうので、気づかないんです。
血糖値スパイクが何度もくりかえされると糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞のほか、アルツハイマー型認知症やガンのリスクも高くなることがわかっています。
インスリン
血糖値が上がるとインスリンが分泌され、血糖を細胞へとりこんで血糖値を下げてくれます。

正義のヒーローだね!
そうも言ってられません。
インスリンは血糖値は下げてくれますが、脂肪細胞をふやしてしまうので…太るんです!
そして毎日毎日インスリンを分泌し続けた膵臓(すいぞう)は、疲れてしまってインスリンを分泌できなくなる…つまり糖尿病になるのです。
若い頃ならともかく、更年期世代は膵臓(すいぞう)も疲れはじめています。
できるだけ血糖値を上げる回数をへらすよう、努力すべきです。
具体的にはどうすればイイのでしょう?
血糖値の上昇回数をへらすには?

やはり食べ物の影響は大きいです
血糖値の上がりやすい食べ物を減らすことは大事ですが、食べる順番や時間で乗り切れることもあるんです

更年期世代はやっぱり少しでも身体を動かす努力をしてほしい!

来た~~💦運動かぁ~

食事以外でも血糖値の上がることはたくさんあります
いっけん関係なさそうな事もありますので、しっかり覚えておきましょう

食後に今までにない猛烈な眠気が続く時は、血糖値が関係しているかもしれません