お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
更年期の症状には、身体にあらわれる症状と心にあらわれる症状があります。
心にあらわれる症状は、人になかなかわかってもらえなくて違った意味のツラさがあります。
また身体にあらわれる症状でも、第三者から見てもわからない場合があります。

めまい・耳鳴りがコレにあたるんだ…
めまい・耳鳴りの種類
めまいや耳鳴りは、心の病ではありませんが、見た目はなんら変わるところはありませんので、気づいてもらうのは不可能です。
めまいにはいくつかのタイプがあります。
浮動性めまい
身体がフワフワ浮いているような、船に乗ってユラユラしているような感じです。
更年期のめまいはこのタイプがほとんどです。
なった瞬間「えっ!」という感じでしょうか?立ちくらみと少し似ています。
肩こりや首のこりをともなうこともあり、立っているのがツラくて、なにも手につきません。
「出かけた時になったらどうしよう?」と不安になると、仕事も外出も億劫(おっくう)になってしまいます。
私は比較的すぐにおさまりましたが、長期間なんども繰り返す人もいます。
回転性めまい
突然、周りの景色や天井・壁などがグルグルまわって見えるめまいです。
頭痛・吐き気をともなって立っていられません。
私の場合、寝転ぶと吐き気はおさまりますが、景色はまわったままです。
私これもたま~になります(^▽^;)「うゎ~来た来た~」って感じです。
外でなったことはありませんが、運転中になったりしたらヤバイですね。
立ちくらみ
急に立ち上がるとクラッとするめまいです。
貧血でなる人が多いですが、私は体調の良し悪しの目安になっています。
耳鳴り
めまいに耳鳴りをともなうことがありますが、耳鳴りだけ感じることもあります。
「キーーーン!」という高い音の耳鳴りと、「ヴ~~~!」という低い音の耳鳴りがあります。
めまいや吐き気ほどの不快感はありませんが、ふつうではありませんので体調の良し悪しの目安になりますね。
ひんぱんに続く時は、気にしましょう。
更年期症状としてのめまい・耳鳴りは、それほど長い時間は続きませんのでホルモンのアンバランスが落ち着くとおさまったり慣れたりしてきます。
ですが老化による身体機能のおとろえも出始める年齢なので、原因のちがう一般的なめまい・耳鳴りが同時に起こる可能性もあります。
メニエール病・突発性難聴・高血圧・動脈硬化などがコレにあたります。
症状がひどかったり、長く続く時は受診するようにしましょう。
一般的なめまい・耳鳴り
原因
めまいは内耳や脳の中にある平衡感覚(へいこうかんかく)をつかさどる機能に異常があるとおこります。
平衡感覚は内耳にある三半規管(さんはんきかん)から脳へ身体の動きが伝えられる時に、視覚・聴覚・記憶などの神経系統が作用してたもたれています。
ところが三半規管や脳に障害がおこり、神経系統が混乱すると、平衡感覚が維持できずにめまいがおこります。
めまいの対処法
立っていられないでしょうから、その場にしゃがみましょう。
横になれればその方がいいのですが、人によってラクな頭の位置が違います。
階段やエスカレーターなど、段差のある所にいる時は足元にじゅうぶん注意してください。
とにかくおさまるまでは、無理に動かないことです。
血流をよくする
日頃から血圧を安定させることで予防できます。血圧が高くても低くてもよくありません。
血行も良くしましょう。ゆっくり入浴したり、冷えないよう服装に気をつけたり。
適度な運動も効果的です。
食生活で改善
自律神経のバランスを整えるビタミンB群がオススメなのですが、特にビタミンB12はめまいの治療薬にも含まれている栄養素です。
ビタミンB12は野菜には含まれておらず、レバー・しじみ・あさり・サンマ・イワシ・海苔などに含まれています。
めまいを何度か経験している人は、日頃から階段の上やプラットホームの端で立ち止まらないなどの配慮も大切ですね。