お元気ですか? 苺です!
苺(いちご)と書いて苺(まい)と読みます。
最近ともだちがなんだか変なの…すごくマイナス思考で「私なんかダメだ~」とか言うの
いつもは明るい子なんだよ~
あ~それ更年期の症状かもしれないね
精神面に出てくることもあるんだよ
精神的ダメージ
更年期の症状は痛みやだるさだけでなく、精神面にもダメージを受けることがあります。
ちょっとしたことでイライラしたり不安になったり、ひどくなるとうつ状態になってしまいます。
原因は卵巣機能が低下する事で、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌がじゅうぶんできなくなるからです。
脳が卵巣に「女性ホルモンを出せ!」と命令しますが、卵巣はこれにこたえられないので、脳が混乱します。
脳は自律神経をコントロールするはたらきもありますので、混乱すると自律神経失調症のような症状がでるのです。
それがイライラ・不安・うつというわけですね。
イライラ
以前は気にしなかったことや、ちょっとしたことにイライラする。
これは職場や友だちどうしで話していると、いつもの冗談が通じずにイラッとされたりムッとしたりするというものです。
ひどくなるとケンカにまで発展してしまうこともありますよね。 😥
とつぜん焦燥感(しょうそうかん)にかられる
焦燥感(しょうそうかん)とは焦ってイライラすることです。
これはたとえば友達や職場の同僚が「旅行に行ってきた!」とか「上司にほめられた!」といったことを聞いたとします。
ふだんはたいして気にならないのに、急にうらやましくねたましくなってイライラするというものです。
気がつくと顔がこわばっている。
しょっちゅうイライラしているせいで、笑顔が消えてしまいこわばってしまうのです。
シワふえますよ~~(^▽^;)
イライラの改善法
気持ちを安定させる効果のあるカルシウムを摂りましょう。
牛乳・チーズ・しらす干し・ひじきなど。
「そういえば最近たべてないなぁ~」と思ったら実行してみましょう。
こればかり食べていてはダメですよ。
イライラして減ったビタミンCを摂りましょう。
ピーマン・カリフラワー・いちご・キウイフルーツなど
ビタミンCは水に溶けだしますので、ゆでた場合はゆで汁も一緒にとれるスープなどにしましょう。
ビタミンCはすっぱい味がするイメージがありますが、無味です。
セロトニンの分泌をよくするために朝日によくあたろう
エストロゲンの減少によりセロトニンというホルモンが不足して、感情がコントロールできずにイライラしてしまいます。
朝の光をあびるとセロトニンが分泌されます。
不安
イライラするのとは別に不安を感じることもあります。
- 理由もなく暗い気持ちになる
- 以前は興味があったものに関心がなくなる
- 不安で落ち着きがない
- 心がざわつく
- 自分の将来が不安になる
- 孤独感を感じ、人生このままでよいのかと落ち込んでしまう
イライラとは少しちがった感じですね。
人に感情をぶつけたりしない分、気づいてもらいにくいので要注意です。
効果的なのは?
イライラや不安感がつづくようでしたら
- ウォーキング・ヨガなどの有酸素運動
- アロマセラピーなどの心のリラクゼーション
- やりたいことをやってみる
などにチャレンジしてみてください。
とくに今までやりたくてもできなかったことやあきらめてしまったこと~ありますよね?
それをもう一度思い出してみてください。
職場・家庭でのストレスが多い
更年期世代は、どの世代よりもストレスの要因が多い時期です。
- 子どもの就職・結婚などの自立により母親の役目が終わる➡喪失感
- 夫の定年により、夫婦関係の問題浮上
- 職場離れ
- 親の介護
- 友人の病気・死など
母親の役目が終わったり職場離れしてしまうと、社会から必要とされなくなったと勘違いしてしまう。
夫の定年や親の介護に直面すると、自分だけがシンドイことを押し付けられていると勘違いしてしまう。
カン違いなの?
悪い方へ悪い方へと考えてしまう、更年期特有のカン違いや思い込みというものです。
ストレスがかかるような、ツラいことが多い時期であることはたしかです。
ですが本来自分の性格なら乗りこえられるはずなのに…という場合は、更年期特有のものです。
女性ホルモンの低下が原因なら、受診すればほとんどはラクになるでしょう。
性格や気持ちの問題だと勝手に決めつけて、ガマンしていては危険ですよ。
うつ
イライラや不安がひどくなると~
- キレイ好きだったのに片付けができなくなる
- 1つの作業に集中できなくなる
- 自分はダメな人間だと落ち込んでしまう
- 動き・話し方がおそくなる
といった家族や友達が「えっ?」とうたがいたくなる行動をとるようになります。
ここまで来るにはかなりのストレスにさらされたことと思います。
まわりの人が一刻もはやく助けてあげなくてはなりません。
「更年期外来」や「女性外来」がなければ「婦人科」で受診するようにしましょう。
3つのトリガー(引き金)
更年期の症状が表面化したり悪化するには3つの引き金があります。
- 女性ホルモンの低下
- 生活環境(ストレス)
- その人の性格
1.は病院に行けばよくなります。
ですが2.や3.は家族や友達の協力・理解がないとよくならないことが多いです。
更年期はだれにでもおとずれます。
あなたの大切な人をしっかりささえてあげましょう。
自分がなった時は、ガマンせずにたすけてもらいましょう。✨